生成AIが身近な存在になり、企画や文章作成、アイデア出しなど、さまざまな場面で活用されるようになりました。 一方で、「どこまで任せてよいのか」「判断を委ねてしまってよいのか」といった戸惑いを感じることもあります。 本記事では、生成AIを実務で使う際に意識している距離感について整理します。
生成AIを使う上で、最初に明確にしている前提があります。 それは、AIは「正解を出す存在」ではないということです。 - 自分の考えを言語化する補助 - 視点を増やすための壁打ち相手 - 見落としている論点に気づくきっかけ こうした役割として捉えることで、使い方を誤りにくくなります。
行き詰まったときや、考えが偏っていると感じたときに、AIに投げかけてみます。 - 他の切り口はないか - 反対意見として考えられることは何か - 抽象度を上げたり下げたりできないか AIの返答をそのまま採用するのではなく、「考える材料」として受け取ることが重要です。
どれだけ便利でも、最終的な判断は自分で行います。 この前提を崩してしまうと、判断の責任が曖昧になってしまいます。 - なぜその結論に至ったのか説明できるか - 自分の意思として納得しているか このチェックは、AIを使った後こそ意識しています。
AIに頼りすぎると、使うこと自体に不安や違和感が生まれます。 適切な距離感を保つことで、道具として長く使い続けることができます。
生成AIは、考えることを代替する存在ではありません。 考えることを助けてくれる存在です。 壁打ち相手として活用しつつ、 判断と責任は必ず自分が持つ。 この姿勢を忘れなければ、生成AIは実務において非常に心強いパートナーになると感じています。
この記事を書いた人
読了時間: 約5分 | 文字数: 831文字