仕事では「スピード感を持って進めること」が求められる場面が多くあります。 そのため、十分に考えきれないままでも、「とりあえず決めて進める」判断をしてしまうことがあります。 しかし振り返ってみると、早く決めたつもりの判断ほど、後から一番時間を使っていることがあります。 本記事では、その経験から得た教訓を整理します。
当時は、スケジュールや周囲の期待を意識し、深く検討する時間を取らずに決断しました。 その場では「前に進んだ」という感覚があり、悪い判断だとは思っていませんでした。 しかし、実際に進め始めてから問題が表面化します。 - なぜその判断をしたのか説明できない - 関係者からの納得が得られない - 想定していなかった調整が次々と発生する 結果として、後から何度も説明や修正に時間を取られることになりました。
この経験から強く感じたのは、「急ぐこと」と「雑に決めること」は別物だということです。 短時間でも、 - 判断の理由は何か - 他にどんな選択肢があったか - 何を優先した結果なのか これらを整理しておけば、後からの説明や調整は大幅に減らせます。
一見矛盾しているようですが、早く進めるためには、最初に考える時間を取ることが重要です。 判断の軸が整理されていれば、 - 迷いが減る - 追加の説明が不要になる - 修正が発生しにくくなる 結果として、トータルの時間は短くなります。
スピードを意識するあまり、考えるプロセスを省略してしまうと、後から必ずそのツケを払うことになります。 「早く決める」ためにこそ、 「なぜそう決めたのか」を説明できる状態で判断する。 この意識を持つことが、結果的に仕事のスピードと質を高めてくれると感じています。
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